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2010年9月 7日 (火)

湿度 結露編

これまで湿度について書いてきました。
おさらいしながら実践として考えてみましょう。
 
冬場、室内における結露を防ぐために相対湿度、絶対湿度、乾球温度を
どのように管理したらいいのか考えてみましょう。
 
 
 
コチラの『湿り空気線図』再び登場です。
 
6_1
 
 
 
 
 

実際、冬場皆さんが過ごす部屋の温度はどれぐらいでしょうか?
 
 
私の家は北海道なのでFF式石油ストーブをつけ、室温25度、湿度70%ぐらいを
保っている感じですね。
ちなみに不快指数は74で『暑くない』レベルです。
 
計算式
不快指数(DI) = 0.81T + 0.01U(0.99T - 14.3) + 46.3
T :気温(℃)
U :相対湿度(%)
 
 
 
ここで『湿り空気線図』を見てみましょう。
乾球温度25度 
相対湿度70%
では
 

 
2a
 
交差したところ(青丸)を見てみましょう。
 
右の数字(絶対湿度)をみると『0.0138kg/kgDA』となりますね。
1kgの乾いた空気(Dry Air)に13.8gの水分が含まれていることを示します。
 
この我が家の空気は
乾球温度25度
相対湿度70%
絶対湿度13.8g/kgDA
ということです。
 
この空気が露点(結露)を起こしてしまう乾球温度は何度か見てみます。
 
2b
 
 
この空気は19度以下になると相対湿度が100%を越え結露が発生し始めます。
19度以下な場所は至る所にありそうです。
窓はもちろん冷えています。
北側の部屋の納戸も怪しいですね。
家具の裏あたりも暖房が行き届いていなそうです。
 
そういった場所で結露が起きないようにするにはどうしたらいいか。
単純に考えてみましょう。
 
 
まずは【 19度以下の場所を作らないこと。】
家具の隙間を大きく開けたり
納戸に物を詰め込みすぎず隙間を空ける。暖房を増やす。
スタイロフォームなどで温度差をなくす。
など、暖かい空気を循環させて19度以下を作らないことです。
 
我が家では一番怪しい場所(北側の部屋角に設置している子供の学習机の裏)
にミニ扇風機をおいて、湿度センサーに繋いでいます。机の裏に
風を送る仕組みです。
 
それと北の納戸の床にスタイロフォームを敷いて物を収納しています。
(隙間無くすることが重要です。)
 
 

 
しかし、この方法も限界がありますよね。
 
 
次に【 絶対湿度を下げること。 】
 
今この空気『13.8g/kgDA』だった絶対湿度を『10g/kgDA』にした場合を
図に書きこんでみました。
 
 
3a
 
 
どうでしょうか。絶対湿度を『10g/kgDA』にすると
露点温度が14度まで下がりました。
これで先ほど19度以上にしなくてはいけなかったところが
14度以上保てば結露しないことになりました。

因みに、今の空気は
乾球温度25度
相対湿度52%
絶対湿度10g/kgDA
です。
 
相対湿度を52%に下げることで、絶対湿度も下がり露点温度も
下がるわけです。
 
 
それでは絶対湿度を下げるにはどうしたらいいのか。
第一に換気をすることです。これが一番の対応策です。
お風呂や調理時に発生する水蒸気を取り除くのはもちろんです。
 
後は除湿器を使うことでしょうか。
 
要は空気中の水分量を減らすことによって露点温度を下げるのです。
 
 
 
 
しかし、絶対湿度を下げすぎてしまうと寒く感じたり
喉などの粘膜も乾燥気味になったり
乾燥肌になったり・・・
 
 
湿度を快適かつ結露対策を保つのは大変ですがこの図を参考に湿度調整されてみては
いかがでしょうか。
 
 


 

 
 

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